まえがき

WordPressで作業をしていたところ、このようなエラーメッセージが表示され、特定の記事の編集画面に移動できなくなってしまった。
あれこれ調べて試した結果、無事復旧。
エラーの対処方法
対処方法はいくつかある。
| 対処方法 | 実行結果 |
|---|---|
| ブラウザのキャッシュクリア | 効果なし |
| プラグインの無効化 | 試してない |
| テーマのアップデート | エラー発生前から最新バージョンだった |
| テーマの変更 | 効果あり |
| WordPressのアップデート | エラー発生前から最新バージョンだった |
| クラシックエディターに変更 | 効果あり |
プラグインの無効化を試さなかったのは
- 当日プラグインのアップデートや追加、削除を一切していなかった
- エラーが表示されるのは1つの記事だけで、他の記事は問題なかった
ということから、原因はプラグインではないと判断したからだ。
また、テーマを変更したところエラーは消えたが、テーマを変えることはしたくなかった。
他にも対処方法はあったが、ブログ初心者の私には少しハードルが高かった。
- ステップ1原因を探る
別のテーマに切り替えたところ、エラーが消えた
おそらくテーマに原因がありそう - ステップ2クラシックエディターに切り替える
エラーが表示されなくなり、編集画面が表示される
- ステップ3リビジョンで巻き戻す
巻き戻してしまうと一部文章が消えるかもしれないので、巻き戻す前にプレビュー画面から文章をコピペしておく
- ステップ4Gurtenbergエディターに戻す
この方法は、記事を不具合が起きる前のバージョンに巻き戻す方法である。
そのため、記事を書く時にこまめに保存している場合に特に有効だと思うが、記事を書き始めてから一度も下書き保存をしていない場合は使えないかもしれない。
エラー発生時の状況
まず前提として、エラー発生前の状況と環境は以下の通り。
- 記事を書き終え、プレビュー画面で最終チェック
- 修正したい箇所があったので、投稿を編集をクリックする
- エラー発生
- WordPress:最新バージョン
- テーマ:Cocoon Child 最新バージョン
- プラグイン:すべて最新バージョン
- PHP:最新バージョン
原因を探る
テーマをTwenty Twenty-Fiveに切り替えるとエラーが消え、エディターが開いた
このことから、テーマに何かの不具合が起きているのではないかと推測した。
- エラーメッセージにある「コピーエラー」をクリックし、メモ帳にコピペ
- 一行目に「ReferenceError: RichText is not defined」という記述があることを確認
「RichText」の記述からブロックに何かの不具合が起きているのではないかと推測した。
以上の2点から、Cocoonブロックに何かの不具合が起きていると思われるので、そのブロックを消せばいい。
そう考えた。
クラシックエディターに切り替える
クラシックエディターは昔のWordPressのエディターである。
そして、クラシックエディターにはブロックという概念がない。
そのため、クラシックエディターに切り替えれば編集画面に行けるのではないかと考えた。
- 1Cocoon設定をクリック
- 2エディターをクリック
- 3「Gutenbergエディターを有効にする」のチェックを外す

リビジョンで巻き戻す
コピーする際は、プレビュー画面からコピーすることをおすすめする。
エラーメッセージ上に「コンテンツをコピー」というボタンがあるが、私の場合、このボタンをクリックしてもコピーされなかった。
- 1リビジョンの表示をクリック
- 2「前へ」をクリックして巻き戻す
上部にあるスライダーでも巻き戻せる
- 3エディターに戻って保存する
- 4Cocoon設定からGurtenbergエディターを有効化にチェックして元に戻す


おわりに
具体的にどのブロックに不具合が起きているのか、初心者の私には分からなかった。
そのため、リビジョンで不具合が起きる前のバージョンに戻すという方法をとった。
これはこまめに下書き保存している人には有効な方法だと思う。
完全に元には戻らないが、こまめに保存をしていれば最小限のダメージに留めることができる。